- マメルリハインコを飼ったけど餌って何を与えればいいのかな?
- シード?ペレット?何が違うの?
- ペットショップではシードをオススメされたけど、獣医さんにはペレットをおすすめされた
- シードかペレットだけを与えていればいいの?
初めてお迎えするとこんな疑問が浮かんできますよね。
そこで今日は
シードとペレットの違い。特徴やメリットとデメリットを解説します!
僕はペレットを食べているよ
・シードとペレットの特徴や違い
・メリットとデメリット
・我が家はどうしているか
マメルリハインコの餌。シードとペレットって何?
初めて鳥さんをお迎えしてまずぶつかる問題が餌って何??ですよね。
しかも調べるとシードとペレットがあって、副菜やらサプリやら。
調べれば調べるほど謎と理解が深まります。
まずは基本的なところから見ていきましょう!
シードとは
シードとは鳥さんの主食の一つで、「種子」のことです。
野生のインコも基本的は種子を食べているので嫌いな子はいないです。
「皮付き餌」と「むき餌」がありますが、皮付きがおすすめです。
なぜかと言うと、皮付きの方が栄養価が高いことと、鳥さんが皮を剥いて食べるのが大好きだからです。
皮付きシードを食べるのは食事の楽しみとも言えます。
また、市販のフードは
- ヒエ
- アワ
- キビ
- カナリーシード
の4つを中心的にブレンドされた混合シードが一般的です。
他には、麻の実、ソバ、燕麦、ひまわりなどが入っています。
フードによっては栄養バランスを整えるため、ボレー粉や乾燥野菜などもブレンドされています。
ペレットとは
ペレットとは総合栄養食です。
シードには含まれていない栄養をまんべんなく吸収することができます。
ドッグフードやキャットフードをイメージされるとわかりやすいかなと思います。
アメリカなど海外を中心に作成され、その栄養価から主に獣医師さんが推奨しています。
国産と海外産がありますが海外産の方が主流です。
カラフルなペレットや安全なオーガニック製品のペレットもあったり、フィンチや小型インコ〜大型インコ向けにさまざまなサイズが用意されていたりと多くの種類のペレットが製造されています。
内容はアワやオーツ麦、とうもろこし、大豆、グリンピースなどを原材料に一つの固形ペレットにしています。そのため栄養分が偏ることがないのも特徴です。
シードのメリットとデメリット
メリット
- みんなが大好き
- 食事が楽しい
- 味を楽しめる
- 長持ちする
みんなが大好き
基本的に野生のインコはシード(穀物)を食べているのでほとんどの子は食べてくれます。
嫌いな子はいないかもしれないです。
食事が楽しい
アワやキビ、カナリーシードなどさまざまな種類のシードが入っています。
どれから食べようかな?これにしよう!と選んだり、皮をパリポリと剥く楽しみがあります。
味を楽しめる
食事が楽しいと繋がりますが、味もそれぞれ違うので味わって食べることができます。
カナリーシードが好きな子が多いイメージです。
長持ちする
賞味期限があってないようなものです。
パッケージによっては賞味期限が書かれていないものもあります。
開封して1ヶ月で食べれなくなるとかはないので安心です。
メリットはインコが好む食べ物なので毎日の食事が楽しくなること!ですね。
デメリット
- 栄養が偏る
- 肥満になりやすい
- 副菜やカルシウムは必須
- 食べた量がわかりにくい
- 掃除が大変
栄養が偏る
カナリーシードは脂質が高い、ヒエはカルシウムが少し多めだったりとシードそれぞれで栄養分が違います。
インコは好きなシードだけを選んで食べることがあるので栄養が偏る可能性があります。
また、ビタミンやミネラルが不足するのでシードだけを与える場合は栄養失調になります。
人間で言うと、毎日米だけの生活をしたら体調を崩してしまいますよね。
肥満になりやすい
脂肪が多く含まれ、高カロリーで太りやすいです。
特にひまわりは脂肪56.4とびっくりするくらい高カロリーです。
ちなみにヒエは4.8、アワは3.7なので比較するとわかりやすいですね!
副菜やカルシウムは必須
シードだけだとビタミンやミネラル、カルシウム不足になります。
副菜として豆苗やにんじん、小松菜、パセリなど野菜を与えましょう!
カルシウムはボレー粉やカットルボーンがあります。
カルシウムだけでなくリン酸やマグネシウムなどのミネラルが豊富です。
マメルリハの場合ボレー粉ではなくカットルボーンをオススメします。
こちらの記事にも載っているので参考にしてください。
食べた量がわかりにくい
皮付きの場合、食べ終わった後に皮が残ります。
ぱっと見、全部食べているかわかりにくいので息を吹きかけて皮を飛ばして確認しましょう。
掃除が大変
皮はとても軽いので、インコが羽ばたいた時にケージの外や餌入れの周りに飛び散ります。
ほうきにも静電気でくっついたりするので結構やっかいです。
デメリットは栄養面の管理と掃除が大変なことですね。
ペレットのメリットとデメリット
メリット
- バランスの取れた食事で健康を維持!
- さまざまな種類がある
- 病院から出されるご飯はペレットが多い
- 消化が良い
バランスの取れた食事で健康を維持!
シードだけでは摂取できないビタミンやミネラル、カルシウムがバランスよく配合されています。
基本的にペレットを与えていれば副菜やサプリは必要ありません。
ただ、私はカットルボーンや野菜を少し与えています。
ペレットだけだと食事がつまらないのと、ペレットによっては副菜やボレー粉を与えてくださいと記載があるからです。
さまざまな種類がある
有名所としては
- ハリソン
- ズプリーム
- ラウディブッシュなど
唯一オーガニック製品のハリソンは獣医師からとても人気です。
病院から出されるご飯はペレットが多い
入院をしたり、処方される時はペレットが多いのでペレットに慣れておくのもメリットの一つです。
消化が良い
シードと比べると消化が良いので未消化便などの消化不良の対策になります。
メリットはとにかく健康第一!です。
デメリット
- 見た目も味もあまり美味しくない
- シードからペレットへの切り替えが大変
- 色付きペレットはフンの色も変わる
- 水をよく飲む様になるのでフンが若干柔らかくなる
- ペレットによってはフンのにおいが気になる
- ほとんどが海外産
見た目も味もあまり美味しくない
見た目も味も変化がなく、シードと比べると美味しくない点がデメリット。
最近はカラフルな見た目のペレットや味もペレットごとに違うので、あとは愛鳥さんの好みで決まります。
ちなみに我が家にあるペレットは
キクスイのペレメイトF2 → ちょっと塩味入ってるかな?ビスケットの様な味と食感でした。
ハリソンハイポテンシー → 結構硬くて、味はほとんどなかったです。
最近気になっているのはズプリームのフルーツブレンドです。
フルーツの香りがして、味も甘いようです。
シードからペレットへの切り替えが大変
ずっとシード食だった子をペレットに切り替えようとした時にうまくいかないことがあります。
理由は
- 好みじゃない
- 食べ物という認識をしていない
この2点が主な原因です。
ちなみにふーたろーはすんなりペレット移行できました。
食べてくれないときは砕いて粉にするか、放鳥時に食べさせてペレットに慣れてもらいましょう。
色付きペレットはフンの色も変わる
赤や黄色などのカラフルなペレットを食べるとフンの色も変わります。
フンの異常に気付きにくくなるので、毎日お世話をしている飼い主さんがいつもと色が変じゃないか異変がないか注意する必要があります。
水をよく飲む様になるのでフンが若干柔らかくなる
ペレットは喉が渇くので水をよく飲む様になります。その結果フンがシード色と比べて柔らかくなります。汚したくない服や家具などは注意しましょう。
ペレットによってはフンのにおいが気になる
ペレットは香りがあるものもあるので、フンもにおいがキツくなることがあります。
我が家はキクスイとハリソンを与えていますが今のところは無臭です。
ほとんどが海外産
有名なペレットはほとんどが海外産なので、もし輸入がストップした場合に購入することができなくなります。
対策として、いろんなブランドのペレットを食べられる様にしている飼い主さんが多いです。
デメリットは見た目と味がイマイチなので好みが分かれることですね!
シードとペレットの特徴を理解して決めよう!
まとめです。
シードは
もともと鳥さんが食していたこともあり、みんな大好き!
だけど、ビタミンやミネラルが不足しているので副菜を与える必要があります。
また肥満になりやすいので毎日の運動やカロリーが多くないかチェックしましょう!
ペレットは
健康第一の総合栄養食!
ただ、味と見た目に変化がないので好みが分かれます。
ペレットへの切り替えがうまくいかないこともあるので幼鳥の時期から慣れさせるとすんなりいきます!
ちなみに我が家はほぼペレットです。
今はヒナ換羽中なのでハリソンハイポテンシーとキクスイのグリーンペレットを与えています。
また、ふーたろーをお迎えした時に購入したシードが残っているので、ふりかけみたいにほんのひとつまみかけてます。
食べる楽しみが増えるといいなということで少しの工夫はいいんじゃないかな?と個人的には思っています。
シードかペレットかご家庭によってかなり変わると思いますが少しでも参考になったら嬉しいです。
またね
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