こんにちは。夫とふーたろーと仲良く暮らしているまいさんです。
- 最近くちばしが伸びてきた
- ヒナの時と比べると割れている
- 薄くヒビが入ってるけど大丈夫?
- くちばしの先っぽが白い!?
- うちの子だけ?
- お、折れちゃったけど大丈夫?!
ふと、愛鳥の姿を見た時、1度は疑問に思ったことはありませんか?
そこで今日は
くちばしについてお話します!
伸びてきたよ
・くちばしが伸びる理由
・くちばしにヒビが入る理由
・くちばしの先が白くなって割れた理由
・くちばしから分かる病気(体調不良)
・健康的なくちばしにするためのケア
くちばしが伸びるのは普通のこと
ふーたろーを見ると最近くちばしが長く鋭くないか?と心配になったのでくちばしについて調べてみました。
まず、くちばしは人間でいう爪と同じようなものなので伸びるのは普通のことです。
人間と同じように爪が伸びてくれば爪切りでカットしますよね。
マメルリハも同じように止まり木にくちばしを擦り付けたり、齧ったりして長さを調整しています。
また、寝る前にジョリジョリ聞こえたことはありませんか?
あれは、上くちばしの裏は研げるような仕組みになっていて、そこで下のくちばしを研いでいます。
つまり、健康的できちんと研げるマメルリハの場合は伸びすぎ問題はあまり気にしなくて大丈夫です。
くちばしにヒビが入っている
ふーたろーのくちばしが伸び、ヒビが入っています。
換羽中なので毛並みもぼさぼさでツクツクもたくさん。
ヒナの頃はつるんとした綺麗なくちばしでした。
調べてみたところ、このヒビが入るというのも問題なし!でした。
くちばしは人間の爪の様に何枚かで構成されており、そこからくちばしが伸びています。
他の鳥さんも見てみましたが成長するにつれてこのようなくちばしになるようです。
ただ
- くちばしが柔らかい
- ヒビが入りすぎて取れそう
- 表面がブツブツザラザラしてる!
という場合は病院に相談しましょう。
くちばしの先端が白くなり、割れた!
大丈夫とはいえ、やっぱり長いな。
先っぽ白くなって来たし、削れないかな?と毎日見ていました。
そしたら、なんと、ちょっと短くなってる!
自分で調節できたようです!
やったねふーたろー!
短くなったことで餌もなんとなく食べやすくなっているように見えます。
この白い部分も調べてみると、人間の爪の先っぽは白いですよね。
これと同じで爪は新陳代謝で伸びたり、剥がれたりします。
インコのくちばしも古い角質が伸びて白くなって剥がれるのだと思います。
- 新陳代謝:髪の毛や爪のように、古いものが新しいものに入れ替わっていくこと。
このように自分で研いで調整してくれて折れる場合以外にも、
- 喧嘩して折れて血が出る
- 根元からポロッと取れた
- くちばしの半分以上が折れている
などと言った場合には至急病院に相談しましょう。
くちばしから分かる病気
くちばしの状態は体調不良を判断する材料になります。
基本的に伸びるのは普通のことですが、削る速度を上回って伸びている場合は注意が必要です。
クチバシに異常がでる病気として有名なのは以下の3つ。
- 肝臓疾患
- PBFD
- 栄養障害
- 疥癬症(かいせんしょう)
です。
肝臓疾患
インコのくちばしは「ケラチン」という硬いたんぱく質の一種からできています。
このケラチンは肝臓から作られており、肝機能が低下すると健康なくちばしの形成を妨げます。
- 体に刺さるくらい伸びている。
- 枯れ木のような質感になっている。
- くちばしが黒い(内出血)
このような特徴が現れます。
PBFD
羽毛に異常が現れることが多い病気ですが、くちばしの伸びも異常に早い特徴があります。
- 羽が抜けて生えてこない
- 羽軸が黒く
- 羽がうねっている
- クチバシの伸びすぎ
という場合は注意が必要です。
栄養障害
普段のご飯に偏りがあったり、ビタミン、たんぱく質不足で異常が出ることがあります。
- 全体的に色合いが薄くなる
- 青白い
- 黒っぽい斑点が現れる
- 異常に伸びる、変形
このような特徴が現れます。
野菜やカルシウムを与え、日光浴など栄養に偏りがないか注意しましょう!
病院からはビタミン剤やサプリを処方して貰えるので相談するのもオススメ!
疥癬症(かいせんしょう)
セキセイインコに多い病気です。
ダニによって引き起こされる痒みが非常に強い病気です。
特徴は、
- くちばしや体に白いブツブツとした粉や塊ができる
- 非常に痒いので止まり木に擦ったり、足を噛む頻度が多い
こういった症状が出た場合はすぐに病院に相談しましょう。
健康的なくちばしにするためのケア
くちばしの伸び防止、健康的なくちばしを維持するために。
ケージの中には、止まり木やかじり木、おもちゃを入れよう
我が家は市販のかじり木
バルサ材やコルク樹皮を使った手作りおもちゃを入れています。
新陳代謝を高める
新陳代謝を高めるには、代謝に関わる酵素にも注目。
中でもエネルギー代謝に関わる酵素は大切です。なぜなら細胞の新旧交代だけでなく、骨や筋肉、コラーゲンや潤い物質づくりなどカラダ全ての代謝にエネルギーは欠かせないからです。
そのため、酵素の材料となるタンパク質。酵素がはたらくときに必須のビタミンB群とC、ミネラルのマグネシウムやリン、微量ミネラルの亜鉛、銅、マンガン、セレン、モリブデンなどを含む食品を十分に摂るように心がけましょう。
特に高齢者は、酵素をつくり出す力が衰えてくるので、材料は不足させないようにしましょう。
日本ヘルスケアサプリ協会
こちらは人間の場合になりますが、くちばしは人間の爪、髪の毛と同じです。
新陳代謝を高めることで、古くなった角質(くちばし)を剥がし、新しい健康的なくちばしに入れ替えられます。
つまり、たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランス良く摂取することで新陳代謝を高め健康的なクチバシを作ることができる、ということになります。
そのため、ペレットやシードだけでなく野菜や、カットルボーン、日光浴などで必要な栄養を補うことが大切です。
仕事や冬で日光浴が難しい場合はインコ用のUVBライトがおすすめ。
Yahooショッピングだけライトの3点セットが売っています。Amazonと楽天市場はそれぞれ別々なので注意!
くちばしが伸びたり削れたりするのは普通なこと!健康的なくちばしを維持しよう!
まとめです。
くちばしが伸びるのは普通のこと!
・クチバシが伸びるのは人間の爪や髪の毛と同じ原理
・先っぽがヒビ割れているのはそこから新しいくちばしが伸びてくるから
・白くなる、少し割れるのは新陳代謝によって古いくちばしから新しいくちばしに入れ替わっているため
・古く、伸びたくちばしはマメルリハが自分で削って調節しています。
これは注意!
・クチバシの半分以上が割れている
・黒い斑点がある
・白、青白く変色している
・白いブツブツしたものが付着している
・変形
・伸びすぎて体に刺さりそう
このような症状の場合は病院に連れていきましょう!
健康なクチバシを作るために
・止まり木やかじり棒、おもちゃを入れて自分で調整が出来るようにする
・ビタミン剤や野菜、カットルボーン、日光浴で栄養をバランスの良く摂取させる
・換羽中はくちばしの状態が悪くなりやすいため栄養価が高いエサを与える
クチバシにヒビが入ったり、割れたりするとどうしても心配になりますよね。
伸びたり剥がれたりするのは普通のこと、
ちゃんと自分で調整してるところを確認しつつ、少しおかしいなって思ったらすぐに病院に相談して愛鳥を守っていきたいですね!
またね
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