- マメルリハの雛をお迎えしたけどケージに入れてもいいの?
- ケージのレイアウトは?
- 雛の育てかたは?
- 生後何日の子をお迎えすべき?
雛を初めて育てる時はわからないことがたくさんありますよね。
そこで今日は
マメルリハの雛をお迎えしたらすべきこと。についてです!
・雛の育て方
・お迎えしたらすべきこと
・保温方法
・最適温度
・プラケースのレイアウト
・必要な飼育用品
マメルリハの雛はプラケースで育てよう
プラケースで育てる意味
鳥といえばケージ(鳥籠)のイメージかと思いますが雛の場合はプラケースや水槽で育てます。
雛はまだ羽が生え揃っておらず自分で体温調整が出来ないためです。
また、足がまだ柔らかいので止まり木から落ちてしまうのも理由の一つです。
そのためプラケースは温度が逃げにくく保温がしやすいため雛を育てるには最適なのです。
羽が生え揃い、止まり木にしっかり掴めるようになるまでしっかりプラケースで育てましょう!
プラケースのレイアウト
こんなかんじ。
ポイント!
キッチンペーパーを2~3枚敷きます。
挿し餌が3回以上の場合は水入れはなくて良いです。
(挿し餌で水分が取れていることと、水入れに落ちて冷えてしまう可能性があるからです。)
床に敷くヒーターを使う場合は暑い時逃げられるよう空間を開けましょう。
トコトコ歩くのが上手になってきたら止まり木を入れてみましょう。
温度計は直接入れる場合、噛んでも大丈夫なもの(コードなし)を用意。
我が家は夜も温度を確認したいので外の温度も測れるものを使用しています。
毎日のお世話
- ご飯を与えしっかり寝させる
- 掃除
- 体重測定
- フンのチェック
- 寝かせる(夜)
ご飯を与えしっかり寝させる
雛の仕事はご飯をしっかり食べて寝ることです。
ご飯を食べたらプラケースに戻してゆっくりさせましょう。
お昼寝中のこむぎちゃんです。
挿し餌については基本的に
- 挿し餌4回は4時間おき、
- 3回は朝昼晩。床に少しシードやペレットを落としておきましょう。
- 挿し餌2回は朝夜。
- 挿し餌1回は朝。
このようにひとり餌に近づいていきましょう。
掃除
毎朝キッチンペーパーを取替えます。
挿し餌は水分量が多く、フンもびちょびちょの場合が多いので汚れが目立ったらその都度取り替えてあげると足や羽が汚れません。
床材チップを入れているとフンをキャッチしてくれるので汚れが目立たないよ!
体重測定
体重測定は毎朝きちんと測りましょう。キッチンスケールで大丈夫です。
体重が急激減った場合何かしらの原因、もしかしたら病気の可能性があります。その場合は病院に相談しましょう。
また挿し餌をあげる前後で体重を測るとどのくらい食べたのか分かるのでしっかり測っておくことをおすすめします。
フンのチェック
掃除をする際に一緒にフンのチェックもします。
いつもと色が違う、下痢みたい、においがある、など異変があった場合は病院に相談しましょう。
寝かせる(夜)
夜になったらプラケースに毛布やタオルをかけて暗くしましょう。
安心して寝てくれますよ♪
寝かせる時間は本来鳥は日没と共に寝るのであまり遅くなりすぎないようにしましょう。
しっかり保温しよう
雛は羽が生え揃っておらず自分で体温調整ができません。そのため成鳥よりしっかりと保温する必要があります。
平均28~30℃
プラケースの中が平均して28~30℃になるようキープします。
また湿度も40後半~60%ほどを目指しましょう。
保温方法
パネルヒーターの場合
プラケースの床に敷きます。このとき暑い時逃げられるよう空間を作りましょう。
保温電球の場合
まずプラケースの外側か内側かどちらに置くかですが
内側に置く場合
保温電球自体が大きいのでプラケースも余裕がある大きさのものを選んだ方がいいです。
暑い時は離れられるよう端っこに置きましょう。
温度が上がりすぎる場合はサーモスタットも同時に使うことをおすすめします。
外側に置く場合
プラケース内がしっかり温まっているか温度計でしっかり確認しましょう。
また、温度が上がりすぎないようにサーモスタットも一緒に使うことをおすすめします。
保温電球の火事や火傷はないの?
火事の危険性は低いですが低いだけです。絶対火事にはならないとは言えないと思います。床材を入れないようにするなど予防すると安心かと思います。
火傷については保温電球は下部より上部が熱くなるのでそこには触れられないようにする注意する必要があります。
私は火傷と火事が心配、プラケースが大きくなかったのでパネルヒーターを使っていました。
カイロは要注意!!
保温方法でカイロを使用するのは正直おすすめしません。
なぜかというと、
・時間とともに冷めていく
・カイロは周りの酸素を使って熱を発するため、密閉した空間になった場合酸欠で死んでしまう危険性がある
・かじって中身を食べる危険性がある
こういった理由があります。
しかし、プラケースの外側に置いて保温のサポートするのは悪くないと思います。
温度が低い時
温度が23~25℃とかでもう少し上げたいなと思うことありますよね。そんなときは
- 湯たんぽ
- 床材チップ
- タオルをプラケースの上に置く
- ダンボールで囲う
がおすすめです。
湯たんぽ
ケースの中か外にタオルを巻いて置きます。
ペットボトルでも代用ができますがすぐ冷めてしまうので湯たんぽを購入するのをおすすめします。
我が家は温度が90℃くらいのお湯を湯たんぽに入れて、タオルでしっかり巻きプラケースの横に置いていました。
これはかなり暖かくなるし、6時間くらいもつので仕事に行ってる時も安心でした。
ダイソーの400円湯たんぽ使ってたよ!
床材チップ
ハムスターのケージに敷いてある木クズのようなものです。
入れてあげると熱が籠るので保温のサポートになります。
ただフンがくっつくので毎朝のフンチェックがしにくくなるのがデメリットです。
タオルをプラケースの上に置く
プラケースの上部は恐らく隙間が沢山開いてますよね。
そこから熱が逃げてしまうので私は白いフェイスタオルを上に置いていました。
こうすると熱が逃げにくくなるのでおすすめです。
ダンボールで囲う
ダンボールは周りを囲うことで熱を逃がさず保温できます。暖かくなるのでおすすめです。
また、夜には布と一緒に使うことでおやすみカバーとしても使えます。
マメルリハインコの雛は生後何ヶ月がおすすめ?
マメルリハの成長は早く、生後約1~2ヶ月で挿し餌からひとり餌に切り替わります。
ペットショップやブリーダーさんからお迎えする時には生後2週間後からになることが多いです。
挿し餌3、4回以上になると日中も挿し餌を与える必要があるのできちんと時間を確保できるか確認しましょう。
仕事で日中お世話ができない場合は、挿し餌2回以下かひとり餌になった雛をお迎えすると安心です。
また、お店によってはひとり餌になるまで預かってくれるところもあります。
雛を育てるために必要なもの
お迎えする前にしっかり準備しましょう。
- プラケース
- 挿し餌セット
- パウダーフード(アワ玉)
- 温度計
- 餌入れ・水入れ
- ヒーター
- 温湿度計
- キッチンスケール
- 止まり木
- あるといいもの(湯たんぽ・床材・ケトル)
プラケース
雛飼育セットもあります。
内容:パノラマ(M)ホワイト、小鳥のT型ローパーチ、ひな給餌セット、バードマット5L
挿し餌セット
スプーンかシリンジお好みで。
シリンジの方がクチバシ周りが汚れにくいです。
私はこのシリンジ使ってました。
パウダーフード
2パターンあります。
- パウダーフードのみ
- あわ玉(ムキアワ)+パウダーフード
私はパウダーフードのみにしました
温度計(餌の温度測る用)
私はダイソーで購入しましたが長かったので短めの温度計の方が測りやすいです。
デジタル表示もわかりやすいのでオススメです。
餌入れ・水入れ
ひとり餌に近づいてきたら必要になります。
ヒーター
パネル式
保温電球
温度が上がりすぎる場合はサーモスタットで調整すると良いです。
温湿度計
キッチンスケール
止まり木
もっと小さめのものもあります
あるといいもの
湯たんぽ(立つタイプ)
保温のサポートとしてかなりオススメ。
床材チップ
保温のサポートや床の汚れ防止(フンなど)になります。
デメリットとしてはフンのチェックがしにくいことです。
ケトル(温度設定できるもの)
挿し餌を作るときや湯たんぽを使うときに便利です。
ちなみにお湯を60℃にするとちょうど良く挿し餌の温度が40℃になります。
私はこのケトルを使用していますがかなり使いやすいです!
雛はしっかり保温して大切に育てよう
まとめです。
雛の育てかた~その1~
・プラケースで育てる
・しっかり保温する
・28~30℃をキープ
・ひとり餌になるまで挿し餌
・体重測定など健康状態は毎日チェック
次回の雛の育てかた~その2~では…
挿し餌の作り方・与え方についてです!
画像や動画で紹介したいと思います。
お楽しみに♪
またね!
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