こんにちは!夫とマメルリハのふーたろーと楽しく暮らしているまいさんです。
マメルリハやインコを調べると「噛む」「性格悪い」「怖い」など、どんどん出てきますよね。
飼い主さんとしては
・噛まれたくない
・すでに噛まれていてどうしたらいいかわからない
・仲良くしたいのに怖くて放鳥できないなど
お悩みがあるかと思います。
そこで今回は
噛み癖についてお話ししたいと思います!
くちばしがムズムズするぜ
・噛む理由
・噛まれないようにするには
・噛まれた時の対処法
・鳥さんの思考回路
マメルリハの噛み癖。しつけるのではなく覚えてもらう。
マメルリハインコは他のインコと比べて噛む子が多いとされています。
実際に噛まれると物凄く痛いですよね。あの小さな体にとんでもないパワーを秘めています^^;
噛みグセを治すためには、
噛むと「こんなにつまらない」 「噛まないと嬉しいことが起きる!」と覚えてもらうことが大切です。
鳥さんの思考は人間と違う
「噛み癖 直し方」とかで検索すると
「息を吹きかける」「揺らす」「ケージに戻す」などありますが効果がある子といない子がいますよね。
鳥さんの思考を考えると
- 息を吹きかける → なんか風きた!楽しい!
- 乗ってる指や肩を揺らす → 構ってくれた嬉しい!
- 手から下ろす → 降りたくないからさらに噛む。
- ケージに戻す → 噛むと戻される。つまらん。
- 無視する → 構ってくれない。つまらないな。
このような思考になります。
この思考を利用して
- 噛まずに手に乗れた → おやつをあげて褒める → 嬉しい!
- 噛まれた → しばらく放置 → 再挑戦 → 噛まずにできた → おやつ → 嬉しい!
- 噛まれた → ケージにしばらく戻す → 遊びたい → 噛まずに放鳥できた → おやつ → 嬉しい!
このように、噛むとつまらなくなる。面白くない。
噛まないで手に乗るといいことが起きる♪と覚えてもらうことが第一歩です。
試したけど全然直らない!!という場合
その時は噛まれた時のことを思い出しましょう。
いつ、何をして、どんな時に噛まれたのか。
何かしら原因があるのでそれを1つずつ解決していきましょう。
このように、なぜ噛まれるのかの原因を探ることも大切です。
マメルリハが噛む理由
噛む理由はマメルリハが意思表示をしてるからです。
まず、初めから噛んでくる子はいないとされています。
鳥さんにとってクチバシは人間で言う手です。
手はいろんなことに使いますよね。鳥さんはそれをクチバシで補っています。
例えば
・興味を持ったものを触る
・木に登るとき
・愛情表現をするとき
・毛繕いをするとき
・攻撃(威嚇)をするとき
つまり、クチバシは確認、動作、意思表示をするときに使っています。
- 飼い主さんの手に登るとき → クチバシで挟む
- 耳や指、おもちゃに興味を持った → クチバシでつつく、噛む
- 無理やり掴まれた → 噛む
- 嫌なことされた → 噛む
- 好きな物取られた → 噛む
- 夢中になってる時邪魔された → 噛む
- 今はその気分じゃない → 噛む
こんな感じです。
つまり、マメルリハが噛むのには何かしら理由がある。
その理由がなんなのかを考えてあげると解決の糸口が見えてきます。
噛まれた時の対処法。具体例4パターン
ケース① 撫でようとすると噛んでくる
カキカキしてる途中で噛んでくるパターン。
この場合は換羽期かを確認。
生え変わり途中の羽は痒い時もあれば痛い時もあります。
噛んだのは痛い時、場所に当たったから。
その時はごめんねと、カキカキをやめるか、柔らかい羽のところをカキカキしましょう。
換羽期でないときは、鳥さんの様子をまず見ます。
羽が閉じているかときはカキカキして欲しくない時。この時は我が家のふーたろーも噛んできます。
逆に羽が広がってカキカキせよ!の合図があるときに触ると凄い気持ちよさそうにします。
ケース② 噛む力の強さがわかっていない
こちらは鳥さん自身が噛む力の強さを理解していないパターン。
初めはあまり痛くなかったのが、日に日に強さが増していきます。
これは飼い主さんが「まだ大丈夫」と我慢することで、鳥さんがまだいけると噛む力をキープしてしまうことで起こります。
最近ふーたろーがこの状態。
成長して噛む力が強くなったことも関係がありますが、ちょっと痛い時が多いです。
そういうときは
クチバシを撫でたり、すぐに指から腕に移す、ケージに戻しやり直しをしています。
- クチバシを撫でる→噛む強さが弱まった
- 腕に移すことで気を紛らわす
- ケージに戻してやり直し→もう一度して痛くなかったらおやつを1つあげています。
けっこう効果的です。
ケース③ 噛むと構ってもらえる
これは噛まれた時、飼い主さんの行動によって構ってくれると鳥さんが勘違いするパターンです。
・痛い!!という → 話しかけてくれた。反応あった。嬉しい♪
・痛かったからケージに戻そうとする。逃げる。手で追いかける → 追いかけっこ開始!
・高いところに逃げる → 降りておいでと声をかける → 話しかけてくれた。注目されている♪
と、噛むことで飼い主さんが反応してくれて嬉しい。
また噛めば遊んでくれると覚えてしまうことで噛みグセになります。
対処法としては
そもそも噛まれないようにすることが大事。
噛もうとしたときは指を下げる。少しそっとしておく。再チャレンジ。噛まずに指に乗ってくれたらおやつ。
噛まないで指に乗るとおやつが貰えると覚えてもらう。
遊んでる途中で噛まれそう。
ティッシュやおもちゃなど他に気が引けるものを見せて噛ませる。これは噛んでいいものと覚えさせる。
だけど噛まれた!!ケージに戻す。この時逃げたら追わずに放置。テレビを見たり本を読む。
飼い主が構ってくれない…つまらないから降りよう。戻ってくる。
噛まずに手に乗れたらおやつ。を繰り返してみましょう。噛むと遊んでくれないと覚えてもらう。
ケース④ クリッカートレーニング
鳥さんは賢いのでクリッカートレーニングも有効です。
- 止まり木やローパーチなどいて欲しい場所を決めます。
- そこに乗ったら「ぱちん」とクリッカーを鳴らします。
- おやつをあげます。
これを何回かしばらく続けます。
ここにくれば、合図がなっておやつが貰える!嬉しいと覚えてもらいます。
噛まれそうだなと思ったらその止まり木を見せて、乗らせて、おやつをあげることで気を逸らすことができます。
噛まれないためには
噛まれない行動をもう少し深掘りします。
マメルリハインコは気分屋でマイペース
急に機嫌をそこねて暴れる子もいます。そういうときはそっとしておきます。
落ち着いたら話しかけに行きましょう。
噛まれそうなときは手を引く。
特定の場所でのみ噛まれる
その子にとってテリトリーになってる場合があります。
ゆっくり手を近づけて噛みそうだったら諦め。再チャレンジ。
落ち着いてたら更に近づけて手に乗せてみましょう。
メスの場合
マメルリハのメスは気が強いことが多く噛む子が多いです。
その中でも発情して気が張りつめているときに攻撃的になる子がいます。
これは他の動物でも一緒ですね。
発情しないように巣箱は入れないなどの対策をしてみましょう。
など噛まれる前にも対策が出来ることも多いです
マメルリハの噛み癖を直すには噛む理由を考え、覚えてもらうこと。
ここまでをまとめると
・噛むのは理由がある
・鳥さんにとって嫌なことをしない
・噛まれる前に噛まれないように行動する
・噛まれたら放置。ケージに戻す。鳥さんの思考になり、噛むと「つまらない」を覚えてもらう
・噛まずに手に乗ってくれたらおやつをあげて褒める。噛まないと「嬉しい」を覚えてもらう
・クリッカーを合図にしてみる
マメルリハの思考を理解し、お互いストレスのないように生活していきましょう!
またね
覚えてもらうのは噛み癖防止だけでなく遊びも一緒です!
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