こんにちは。夫とふーたろーと仲良く暮らしているまいさんです。
ふと、インコの足に足環がついている子を見たことはありませんか?
- 鳥の足に何かついてる
- 足環ってなに?
- 初めからついてた!
- 足環ってつけるべき?
- 痛そうだけど外せるの?
- うちの子ついてる!ついてないけどどんな意味があるの?
など疑問に思ったことはありませんか?
そこで今日は
インコの足環についてお話しします!
僕の足にはついてないな〜
・足環の意味
・足環の種類や素材、カラー
・カラーの意味
・メリットデメリット
・足環の購入場所
・足環の装着方法・外し方
インコの足環とは?
足環とは
野鳥やインコを見た時、足に赤や緑などカラフルな輪っかがついているところを見たことはありませんか?
あの輪っかが足環です。
足環はインコの足(羽が生えていない部分)につけられています。
目的は基本的に個体の識別や性別判別のためです。
そのため一般飼育よりもブリーダーさんが管理をするためにつけていることが多いです。
また、ペットショップではついていないことがほとんどです。
足環は基本ヒナで足が柔らかいうちに装着します。そのため大人になってから装着することはできません。
足環の種類やカラーは?
種類は二つ
オープンバンド(開式)とクローズバンド(閉式)があります。
開式
いつでもつけ外しができるので大人になってもつけられます。
ただいつでもつけ外しができるので、血統書代わりや迷子の時の証明としては若干信頼性が下がります。
一般飼いで見た目や性別、兄弟などの判別がしたい、迷子のときの手がかりとしてという場合に気軽に装着できます。
個人的に後々外す予定があるのなら開式でも良さそうです。
閉式
ヒナの特にしか装着できないので、一度つけると基本取り外しができません。
(文鳥などのフィンチは足が細いため成鳥になっても装着できるケースがあります。)
そのため、血統や出身元、迷子の時の問い合わせなど開式と比べると信頼性があります。
ただ、ブリーダーさん出身だから絶対つけているというわけでもないので、つけたい場合はヒナのうちにつけられるか相談したり、自分で購入する必要があります。
素材
プラスチック製やアルミ製、合金、ステンレス製、皮などがあります。
中型、大型インコはステンレス製、小型インコはプラスチック製やアルミ製が多いです。
ステンレスは安心ですが、とにかく硬いので外したくなった時大変です。
カラー
足環には赤や緑、黄色などいろんなカラーがあります。
実は生まれた年ごとで推奨されている色があるんです!
Confédération Ornithologique Mondiale (コンフェデレーション オーニソロジック モンディアーレ 世界鳥類学連合)による年号別の推奨色は以下のとおりです。
2018年/2024年 – レッド
2019年/2025年 – ブラック
2020年/2026年 – グリーン
2021年/2027年 – パープル
2022年/2028年 – ブラウン
2023年/2029年 – ブルー
引用元:Belbaid(ベルバード)
こんな感じ。
6色展開になっていて6年ごとにローテーションで使っています。
ふーたろーは2020年生まれだから、グリーン!
調べてみると面白いね!
ただあくまで推奨なのでお好みのカラーでも良いかと思います。
いろんなカラーがあるのでその子に合う色を考えるのも楽しそうですね。
足環のメリットとデメリット
メリット
- 個体識別
- 性別判断
- 血統
- 迷子の時安心
メリットとしては主にこの子はどの子なのか、という識別ができる点だと思います。
マメルリハはオスとメスの区別は比較的しやすいのですが近年色変わりが増え、判別が難しくなってきています。
血統という面でも、どのカラー同士の子供なのか、奥さん旦那さんをお迎えしたい時近親ではないかなど調べる参考になります。
また、迷子になってしまい保護された時には、足環の色と番号・アルファベットを伝えることで自分の子なのか、本当の飼い主という証拠にもなります。
とても残念なことですが、迷子で保護したインコを飼い主のフリをする人もいるようです。
こういった点から個体を識別、管理するために足環は有効に思えます。
デメリット
- 基本外せない
- 怪我をする可能性がある
- サイズが小さいと足が細いまま成長
- ケージや紐に引っかかる可能性がある
デメリットとしては安易に外せないことと、怪我をするリスクがあります。
外し方は閉式の場合、専門の工具が必要になったり、病院で外すことになります。
怪我という面では、食い込んだり擦れて靴擦れのようになったり、腫れてコブのようなものができているケースが見られます。そこの怪我から細菌が入り感染したり怪我が悪化してしまうこともあります。
他にも足環がケージの金網部分や紐に引っかかることもあり、外出中にこうなっていたら少し怖いですね。
また、サイズが小さいとつけた側の足だけ細く成長したケースもあります。
人間も同じ指に指輪をつけるとその指だけ細いとかありますよね。
少し余裕があるサイズがいいかもしれません。
こういった理由から獣医師さん的には特に強いこだわりがなければ外した方が良いという意見が多いようです。
足環のサイズや装着方法、購入場所は?
マメルリハのサイズは?
マメルリハの場合は内径4.5mmがおすすめ。
装着方法
開式の場合
切れ目があるのでそれを引き伸ばしてインコの足を入れます。専用の器具が付属品として付いてきます。
閉式の場合
閉式は切れ目がないのでヒナの足が柔らかいうちに装着する必要があります。
図のように足3本を前に持ってきて、スッと通します。
購入場所
足環は基本的にネット通販で購入できます。
開式
番号やアルファベットなどはないが、カラフルなので区別がしやすい。
番号が入っているので管理するのにおすすめ
閉式
私が調べた限りですが4.5mmは楽天市場やAmazonでは売っていないようです。(2021.4.21現在)
オーダーメイドという形で取り寄せることになります。
Belbaid(ベルバード)
通し番号・刻印文字・年号を記入して発注します。
最低50個からになるので多めに購入したい時におすすめ。
実際のサイズや料金、通し番号などは以下の公式サイトがわかりやすいです。
COCO LING(ココリング)
年号・地域・情報・通し番号・連絡先などを入力して発注します。
こちらは最高2個まで注文でき、漢字も使用できることから迷子札のような感覚で使えそうです。
足環の外し方は?
足環の外し方は
- 病院で外す
- 専用の工具で外す
このどちらかになります。
病院で外す
先生に任せられるのでかなり安心です。
お値段は1000円〜5000円ほど。病院に確認してみましょう。
プラスチック製やアルミ製などは専用のカッターで切れますが、ステンレス製の場合かなり硬く簡単に外すことができません。
そのため、病院によっては全身麻酔をし足環を切断する方法をとっています。
これを聞いて、怖すぎる。やっぱやめよう。。。という飼い主さんが多いイメージです。
専用の工具で外す
足環を切断するには専用の足環専用カッターがあります。
2.50mm~8.00mm
プラスチック〜アルミまで切断できます。
こちらは楽天やYahooショッピングでも在庫切れで現在入手が難しいです。
8.50mm~18.00mm
プラスチックやアルミだけでなくステンレス製も切断ができます。
Amazonでは取扱がなく、楽天とYahooショッピングで購入できます。
カットする際は足環と足に隙間があることを確認しましょう。
インコの足と足環の隙間がない場合やカットする時カッターの刃が足に接触していると怪我をしてしまいます。
基本動き回ることや保定のことも考えると自分でカットするのはちょっと怖いですね。
保定する人、カットする人と分担して二人がかりでカットするか、獣医師さんにお願いするのが安心です。
ステンレスで全身麻酔が怖い場合は他に方法はないのか、道具はあるのでなんとかできないか相談してみましょう。
足環のメリット、デメリットを理解して装着するか外すのか判断しよう!
まとめです。
・足環は個体識別のためについていることが多い
・開式と閉式の2種類がある
・信用面では閉式、一般飼いとしては開式
・閉式はヒナのうちでないと装着できない
・実は色で生まれ年がわかる
・素材はプラスチックやアルミ、ステンレスがある
・閉式の場合取り外す時には病院にお願いするか専用カッターが必要
・メリットは個体識別や迷子札の代わりになる
・デメリットは安易に外せないことと怪我をする可能性がある
足環といっても調べるといろんなことがわかりますね!
ふーたろーはペットショップ出身なので足環はついていません。
今後マメルリハをお迎えしてもカラーや見た目のわかりやすさからおそらくつけないかな〜と思います。
迷子札の代わりになる点のメリットや、ヒナが生まれて数が増えたらつけるかもしれません。
調べていると飼い主さん的には外したがって奮闘されている方が多い印象でした。
ステンレスだと外すの大変なのでプラスチック製やアルミ製だと助かるかもしれないですね。
つけるつけない、どちらもメリットデメリットがあるのでしっかり理解していきたいですね!
またな!
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